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公開日 2023年9月11日 最終更新日 2023年9月18日
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https://www.youtube.com/watch?v=OID4h5wTQQ8
弁護士が教えてくれない「自己破産最大のデメリット」
みなさま、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。
破産ブログのリロと申します。
このチャンネルは、 2004年・2019年に2度の自己破産をして、現在ブラックリスト掲載中、いわゆる喪中の私が、自分自身の体験を通じ、まずは自らが同じ過ちを繰り返さないための戒めとして振り返るため、そして同じような境遇の方の一助になることを願い、始めました。
寝ても覚めても返済と資金繰りを考える日々とお別れし、地に足をつけた生活を取り戻し、そしてその生活を維持していくために、ともに踏ん張りましょう。
また、このチャンネルで語る内容はあくまでも私の経験談です。
破産の内容は人によって異なりますし、似たような状況でももしかしたら免責されないというケースもあるかと思います。この動画の通りやったのにダメだったなどの責任は一切負いかねますので、その点はご了承ください。
さて、本日のテーマは
自己破産直前の状態
自己破産直前の「もうヤバい、どうにもならない…」という状況が一体どんな様子だったのか。
実際の数字などを出しながらお話していこうと思います。
私は2度自己破産をしていますが、今回は直近である2回目の状況について、どんな環境で起こり、どんな心境だったのかをお話します。
破産直前の私の環境
仕事
まずは前提として破産直前当時の私の背景をお伝えします。
給料は手取りで約22万5千円でした。
遅刻は1分単位で給与を削るくせに、早く出社しても残業しても一銭も出さない。気分が良い、気に食わない発言をされたなど、代表の気分次第で一ヶ月後に給料が倍増・半減と急変する。徹夜で働かないと捌けない量の仕事をして終電が終わってももちろんタクシー代なんて出ない。
そんなブラック企業でしたが、仕事自体は楽しかったし結婚もしてそれなりに真面目に働いて生活していました。
家庭
結婚し、配偶者と子供と過ごしていました。共働きですが、配偶者と私の給料の差は倍ほどありました。
結婚後のお財布事情はというと、高給取りの元配偶者が「お前の給料が低すぎて、お財布を一緒にするとならされて、体感的に自分の分が減ったように感じるから絶対に嫌」ということで、外食だったりイベント等は基本的には折半しつつ、住宅ローンは配偶者、光熱費・通信費は私、保険など個人に関わるものは別々に。といったような支払い方をしていました。まぁこのスタイルが結局は良くなかったのですけどね…
ちょっと時間を2013年頃に戻してお話します。
結婚生活
別の動画でもお話しますが、元配偶者はDrストーンの龍水なみに欲しいものは絶対に手に入れないと気がすまないタイプの人間でした。
- 家は戸建てが欲しい!
- 建売じゃなくて注文住宅が欲しい!
- 庭が欲しい!
- 事故の際も子供が安心できる大きい車が欲しい!
- 年に1回は海外旅行に行く!
配偶者の「欲しがり」はとどまることを知りません。
そして絶対に欲しい! となり子供も授かりました。更に子供にかかる費用は全額私もちというルールがなんとなく決まりました…
- 絶対に私立に入れたい!
- これからの時代は英語教育が必要!
- 身体も強くなって欲しいから水泳も!
子供への「欲しがり」もどんどん強くなっていきました。
しかし2013年頃は私の務める会社の業績も悪く手取りで17万円程度。そんな低所得な私はその欲しがりについていけるはずもありませんでした。
しかしちょっとでも口を挟もうもんなら、家の中で扉を殴ったり物に当たり喚き散らしという状況になります。仕方無しにそれにあわせるしかないが、手元にお金はない。
しかしまぁ、会社の代表の機嫌を損なう行為をしなければ給料が減ることはないし、なんなら代表に気に入られれば増える可能性も秘めている。
ということで、希望的観測のみで銀行カードローンを組んでしまった…
それが崩壊の始まりでした。とまぁ、背景はこの辺で時を破産直前に戻します。
借金生活のはじまり
初めてのカードローン
最初は確か配偶者が「対面のベビーカーが欲しい!」と言い始めたことがきっかけでした。既に安いベビーカーは使っていたのですが、これだと子供の顔が見れないとか言い始めて購入することに。もちろんそんなお金はないですが、子供に関わる費用は私が担当なため、三菱UFJ銀行のカードローンを契約しました。
元自己破産者(1回目)でブラックリストだったし、5万円も借りられたら御の字だ。なんて思っていたところ借り入れ上限が100万円という結果に…
「怖っ!」と思ったのも束の間、少ししたら「手元に100万円あるから、配偶者の無茶に対してもなんとかなる」と勘違いからの謎の安心感が生まれてしまいました…
ひとまずベビーカー分を借り入れて購入しただけで、あとは手を付けませんでした。そして返済はなんとか給料の範囲内でギリギリ返せるレベルでしたので、翌月には返済しました。
状況が変わり始めた
その後もちょこちょこと給料では足りない分を借り入れて、そして返済してという生活をしていました。しかし、ちょっとした事で社長の機嫌を損ねてしまいました。おまけに会社自体の業績も悪化。
手取りは最低で14万円まで減りました。ちなみに都心一等地(日本で一番土地の価格が高いエリア)でのフルタイムの勤務です…
おまけに子供の保育園も今と違い無償ではなく、しかも元配偶者は高給取りだったため、毎月9万円ほどの費用がかかりました。
保育園代に加え多数の習い事をしていたため、私の給料の半分以上が固定費で消えます。その上に子供の面倒を見るという理由で義理の親が住み込み始め、日中の光熱費もかさむようになりました。しかし義母は「社会的な関わりを訓練するためにも保育園には行ったほうが良い」と、謎の理由で保育園代は削れません…
収入より支出が増えた事で、当然返済もままならなくなり、新たに銀行から借り入れ。
子供を預けないで私が仕事を辞めて家にいた方がよっぽどマシなんじゃないかと何度も思いました…そして数年経ち気づいたらこんな状況に
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種類 |
数 | 残債 |
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銀行系(融資・カードローン) |
6社 | 290万円 |
| クレジットカード(リボ・キャッシング) | 4社 | 175万円 |
| 信販系 | 1社(3契約) | 13万円 |
| サラ金 | 4社 | 180万円 |
合計650万円超えの借金…
その頃の毎月の返済最低支払金額は約22万円
毎月の手取り収入は22.5万円
私が担当する分の毎月かかる生活費用:8万円(ちなみに保育園が無償化される前は10万円超えだったので、約18万円減っていたのですが、ギリギリ無償化になり救われました…)
小学生でもわかる計算で終わってます…
現金が欲しい
私はとにかく現金を手に入れるのに必死でした。
Aで限度額まで借りてBに返し、Bにできた限度額までを借りてCに返す。そんな自転車操業は当たり前。
AppleStoreで新しいデバイスをローンで購入し、そして届いたらすぐにメルカリて転売、時間が無い時はじゃんぱら等で買い取ってもらい現金化。
会社の宴席など複数人での支払いはすべて率先してカードで払い、参加者や会社から割り勘分の現金を手に入れる。当然元配偶者とも外食などは折半なので家庭内でも実践。
会社で必要な機器等を買う際に経費申請し、あれこれ理由をつけて現金を手に入れカードで支払い。手元に残った現金で返済し、すぐにまた借りて現金をかき集めて必要なものを買う。なんてギリギリアウトな自転車操業もしたことがあります。
目の前の支払いを済ませること、そして現金を手に入れる事、それだけが頭に浮かんだ状態で生活を続けていました。
誰かのせいで宴席自体がなくなると腸が煮えくり返りそうになり、気を利かせたつもりか勝手に支払いを済ませているやつがいると、手持ちの現金は減るわ計画は壊れるわでぶち◯したくなったり…
私の思考はもちろん、すべての他人の行動が現金に絡みつきはじめる状態になってきました。
起きているときに考える事は「これはどうしたら現金になるのか」
家族で食事をしているときには「配偶者が通勤時に万が一の事になれば、会社からも保険会社からもお金が下りて幸せになれるのに!」
思いつくことは「これを利用すれば現金化できる!」
ちなみに「これ」にはもちろん人間も含まれています…
そしてふと眠れない深夜に我に返り「自分はなんて最低な人間なんだ」と死にたくなる負のスパイラル。
自分の場合は子供がいたので基本的には最悪の事は考えませんでしたが、それでも純粋無垢な子供の寝顔を見てとてつもない罪悪感に駆られて死にたくなったり、配偶者の寝顔をみて◯してやりたいと思うようになったり、もうぐちゃぐちゃな気持ちで、どれだけ考えてもどうやっても解決までの光が見えず、ただただ毎日絶望して暮らしていました。
今こうして文字に起こしているのも嫌になるほどのダークサイドな日々でした。
そして自己破産へ
もちろん破産も何度もよぎりました。
しかし破産したら今住んでいる家も、配偶者が買った車も、なんなら配偶者の財産も全部持っていかれる。欲しがりの配偶者から奪うことになってしまったら、殺されてもおかしくない… これは大変なことになってしまうとずっと踏み出せずにいました。
しかしもう現金化の手段をしようにうも借り入れ枠もなくなり、督促が止まらなくなってきて会社にもかかってくるようになった。会社が「困っているなら3%の金利でお金を貸してくれる」と提案してきたが、会社は当然負債総額を知らないし、なによりここで借りてしまって返せなくなり仕事まで失うのは本当に詰んでしまうし無理だと、瀬戸際で冷静になり提案を断りました。
もう駄目だと、弁護士さんに相談に行きました。
ちなみに懸念していた配偶者の欲しがった色々なものについて、結果的には夫婦といえど配偶者の持ち物はすべて配偶者のものなので、配偶者単独名義だった家や車のローン等には何も影響することなく、そして配偶者にバレることなく免責までいけました。
何が良くなかったのか
配偶者に何も言えなかった、相談できなかったことに限るかなと。
相手がどんな行動を取ろうと、ちゃんと懐事情は共有すべきだったし無理なものは無理というべきだった。
そしてちょっとヤバいという段階で、自宅や車のことや世間体などが頭を過ってしまい弁護士さんに相談しなかった事も大きいかと思います。
勝手な思い込みを捨てて、ここまでジリ貧になる前に相談していれば、自己破産ではなく債務整理という手段もあったと思いますしね。もうあとの祭りですが…
本日のポイント
「“ちょっと”の判断がとんでもないことに」
最初はちょっとした借り入れだったのに、気づけば絵に描いたように雪だるま式に大きくなり、いよいよ借金で借金を返し始めることになると、もうよそからの力を借りない限りどうにもならない状況かと思います。
業績悪化もきっかけの一つかもしれませんが、そもそもそういったリスクに備えた生活をしていなかったのが大きな原因です。
似ている状態の人は、早めに弁護士さんに相談するのが良いかもしれませんね。
ちなみに、夫婦関係ですが、お金のこととは無関係に、結局離婚してシングルになりました笑
本当に自分のやってきたことは何だったのかと虚しくなるとともに、これからは子供のために絶対に同じ過ちはしないぞと誓い、家計管理を学びながら日々過ごしております。
皆さんのこれからの生活が、平和で心穏やかでより幸せに満ちたものになりますように。
それではまた。リロでした。


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